どうも「BOSS」です。
3月半ばでの閉店店舗数と遊技機の中古価格、新台の動向などを観測してみました。
旧規則機撤去の大きな不安要素はひとつ乗り越えましたが、さらなるコロナ禍やウクライナ情勢などの影響による大きな不安要素は先が見えません。
パチンコ店の閉店店舗数257件(昨年比で既に40%超)
- 2022年全国の閉店店舗数
- 1月:154件
- 2月:61件
- 3月:21件
2022年3月15日時点での閉店店舗数が全国で257件となっています。まだ2022年が2カ月半経過したところですが、この件数はすでに昨年の閉店店舗数604件に対して42.5%に達しています。
都道府県別では東京都の28件が最多で大阪府の21件、愛知県の17件がこれに次いで多い件数となっています。地域別に見ると都道府県別に準じて、南関東、近畿、東海の順になっており、昨年比の高い地域は北陸の111.1%、中国の70.6%となっています。
3月は決算期を迎える法人も多くありますので、閉店店舗数がさらに増えそうです。
Pエヴァ15中古価格270万円超
導入以来、絶好調の「P新世紀エヴァンゲリオン 未来への咆哮 」の中古価格が上昇し続け、270万円超となりました。同様に「 P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver. 」も260万円超となっています。驚いたのは価格だけでなく、成約件数が3月15日だけで28件あるという事実です。確かに「エヴァ15」は増台しても稼働が上がっているホールもあるように報告されており、現状の稼働が推移して維持できれば回収の見込みがあるという判断なのでしょう。反対に1月導入の「P真北斗無双」は7週で貢献終了となってしまい中古価格も30万円となっています。3月6日導入の「Pキン肉マン3」も評価は悪くないようですが今後の稼働状況によっての評価で中古価格も上昇するかもしれません。
パチスロでも中古価格上位に変動はなく、「マイジャグラーV」が324万円、「ファンキージャグラー2」が211万円、「押忍!番長ZERO」が133万円となっています。
GWに向けての新機種動向
5月のGW繁忙期を控えて4月の新機種のラインナップが揃いました。
パチンコでは「P仮面ライダー闇のライダー」、「P大工の源さん超韋駄天ブラック」が主軸となりそうです。
パチスロは主軸となりそうな機種はありませんが、「Sチバリヨ-30」で実績のあるネットの「S十字架Ⅴ」(製造/オーゼキ)の事前評価は悪くないようです。評価に関係なく今後の「Sチバリヨ-30」の増産や25φの販売を見込んで付き合うホールも少なくないようです。パチスロの現状と今後を考えると実績のある機種への依存度は高まり、メーカー側、ホール側双方の思惑での機歴販売がさらに続きそうです。
まとめ
近所の馴染みのホールや過去お取引いただいたホールの閉店情報を目にすることも少なくない状況になっています。特に賃貸での営業をされているホールは比較的都心であっても設置台数が少なく稼働が落ちれば固定経費としての賃貸料が重くのしかかり不採算に陥ってしまいますので閉店されるのは致し方ないのかもしれません。パチスロや低貸しの依存度が高いホールではよりこの傾向は強くなってしまいます。
中古価格や新台の状況を見ても実績のある機種やメーカーへの依存度は高まるばかりで、今からパチスロの30Φを導入したいというホールも出てきている状況で実際に設備の依頼案件もあり在庫の中古メダル計数機も完売してしまいました。
また、以前にも報告させていただきましたが修理依頼の案件も増加し続けており対応に追われています。在庫がない中古設備でも、メーカー保守が終了した製品であっても弊社は独自の部品調達ルートを確立しており、万全な修理対応を施した上に出荷しております。
中古設備や修理のご依頼はお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。
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