スマート遊技機用カードユニット進捗状況/(スマパチ/スマスロ)続報-⑪

統計・コラム

どうも「BOSS」です。

スマート遊技機用カードユニットの進捗状況についてメーカー関係者から得た情報となります。

現段階(7月22日)で保通協において適合しているカードユニットのメーカーはゲームカードマース認証協3社とのことです。

システム構成としてはカードユニット/ホールコンBOX/管理用端末となります。現行のカードユニットは管理用端末にカード入金情報、貸玉(メダル)金額情報などの売上情報と貯玉(メダル)数と貯玉会員情報などが各遊技台から吸い上げられ各メーカーの管理センターにおいてホールごとに管理されていました。スマート遊技機においてはこれに加えて各遊技機の出玉情報が管理されることになり、管理センターにおいて不正防止が成されていくことになります。

売上情報に加えて出玉情報のインターフェース部分が「ホールコンBOX」となります。ホールコンBOXは補給組合が製造者となり、ホールコンピューターのメーカーに卸してホールに販売されます。メーカーは補給組合員であることが必須条件で、倒産・廃業したメーカーとの接続は不可となります。

ゲームカードにおいては管理端末を「MDN-E」にバージョンアップする必要がありますが、昨今の半導体不足で新規での設置分は200件分のみで、既に「MDN-E」にバージョンアップしているホールはスマート遊技機とカードユニットの設置導入は可能となります。カードユニットの7月26日に詳細を発表する予定とのことです。”

マースエンジニアリングはユニット、管理端末ともに新規設置でも可能とのことで営業活動も活発に行われているようです。グローリーナスカは親会社がパチンコ製品の開発に今一つ消極的なようでスマスロが導入される11月には間に合いそうにありません。ダイコク電機のVEGASIA(ベガシア)については具体的な情報は得ていませんが11月には間に合うようです。

認証協はサンタック製のカードユニットが保通協で適合しているようですが、実際にはハイライツ製をサンタックが買い取った製品で結果的に単価が高くついて販売価格は未定とのことです。

ちなみにフォーラムでの動画で紹介されていたのは認証協のティーモン製で、元ジョイコの残党で開発された製品のようです。

今後、新たな進捗がありましたら報告いたします。閲覧いただいた方々において関連する情報がございましたらご提供ください。よろしくお願いいたします。

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