定点観測してきているパチンコホールの閉店店舗数の進捗状況です。
全日遊連が集計した組合加盟店舗の実態調査によると、11月末時点の加盟営業店舗数は6882件で、前月より43件減少し、新規店舗数は1件、廃業店舗数は46件、当月中の休業店舗数は15件となっています。
非組合員を含めた実態に近い数字として、いつも参考にしている「ここパチ!」の集計では廃業・休業合わせての閉店店舗数が12月末までで796件で昨年度比132.2%で営業店舗数は7267件、新規店舗数は先月より12月に3件増 えて(ハイパーアロー 美原店・ダイナム 愛媛四国中央店・やすだ 柏店)、9件となっています。月別で見ると旧規則機撤去が大きく影響し1月の174件が異常に多くなっています。今年の12月から来年1月もスマート遊技機の導入が見込めないホールなどが年始の営業後に閉店するところもあると予想されます。
都道府県別では、都市部の閉店が東京都(69件)、大阪府(62件)、神奈川県(47件)、愛知県(46件)となっています。都道府県別では47都道府県中、37都道府県で昨年度の閉店店舗数を超えてしまっています。
どうも「BOSS」です。
「スマスロ」が11月21日から導入されており、6.5号機ともに好調な稼働状況を示しています。「スマパチ」の方もようやく大一商会『e神・天才バカボン~完熟SPEC~』のフィールドテストが開始され来年3月頃からの導入が予定されています。スマスロはメダルレスという明確な既存機種との差異によるメリットや「ヴヴヴ」などの注目機種があり遊技客も体感することで盛り上がりを見せましたが、スマパチは既存機種から各台計数機が主流となっている中、機能面では大きな差異やメリットが無いように思われ、スペック面での現状機種との差異がどれだけ体感できるのかが注目されます。(個人的にはアナログ要素が無くなっていくのは少し残念ですが・・・)
前回集計時と同様に閉店する店舗の中では、ある程度商圏立地や規模によりM&Aなどで他の企業運営で存続していくホールはこの数字に含まれていませんので、閉店・廃業するホールやパチンコ事業から撤退する企業はこの数字以上になります。
今年はパチンコ業界にとって変革期へ始動するターニングポイントとなりました。来年はいよいよスマートパチンコが導入開始となり、パチスロも含めて既存機種との混在期間がどれだけ続くのかが注目されます。
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