パチンコホール閉店 店舗数(2023年9月2日現在)

統計・コラム

2023年8月のパチンコホールの閉店店舗数の進捗状況です。

「ここパチ!」の集計では廃業・休業合わせての閉店店舗数が8月末までで403件(2022年同月の累計閉店数:603件)で営業店舗数は6871件となりました。

月間での閉店は平均50.4件で6月の閉店22件から7月は37件、8月は予想していたように66件と前月より大幅に増加しました。

都道府県別で見ると、都心部で東京都(41件/昨年比60.3%)、神奈川県(25件/昨年比54.3%)、愛知県(28件/昨年比60.9%)、大阪府(25件/昨年比41.0%)、兵庫県(25件/昨年比67.6%)となっています。
また、地区別での前月比の増減率では、中国(47.4%)、東海(32.6%)が高くなっています。
※都道府県別:9月閉店店舗5件(9月2日集計)が加算されています。

※地区別:8月中閉店8件(8月7日集計分)、9月閉店店舗5件(9月2日集計)が加算されています。

どうも「BOSS」です。

8月の閉店店舗数は前月の37件から66件と大幅に増加しました。先月にも予想していた通り例年の傾向と同様に大型連休明けに閉店する店舗が多くなっています。さらに今年は全国的にお盆の期間に台風の影響が大きく、パチンコ店でも被害にあったところもあり、レジャー産業全体には大きな打撃となってしまいました。例年以上の熱波により高齢者だけでなく不要不急の外出を控える傾向もあり、スマパチが不調なパチンコには不利な要因が重なったように想像できます。パチスロは比較的、若年層が多くスマスロが好調な稼働を示しているので影響は少ないように思われます。いずれにしても月平均の閉店店舗数が50件と多く、今後も中小ホールが閉店してく傾向は免れないように予想されます。

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