2023年9月(10月3日現在)のパチンコホールの閉店店舗数の進捗状況です。
月間閉店店舗数推移
「ここパチ!」の集計では廃業・休業合わせての閉店店舗数が9月末までで446件(2022年同月の累計閉店数:665件)で営業店舗数は6825件となりました。 月間での閉店は、7月の閉店36件から8月は71件と大幅に増加しましたが、9月は40件で月平均も50件を切ったとはいえ、まだまだ閉店ペースが落ち着いたとはいえません。
都道府県別閉店店舗数
都道府県別で見ると、都心部で東京都(44件)、神奈川県(26件)、愛知県(32件)、大阪府(28件)、兵庫県(27件)となっています。昨年同月比では全体で56.5%ですが、東海地区の岐阜県(92.3%)、静岡県(75.0%)、愛知県(69.6%)が特に目立って高く、地区全体も69.2%となっています。
※都道府県別では10月閉店店舗4件が加算されています。
地区別増減率
地区別での前月比の増減率では、四国(30.0%)、九州(21.4%)が高くなっています。
※都道府県別では10月閉店店舗4件が加算されています。
「BOSS」の独り言
どうも「BOSS」です。
9月末時点の閉店店舗数が446件で月平均50件ペースとなっており、9月単月では40件で閉店ペースは落ち着いたとは言えません。
スマパチではようやく「S.A.O」が高稼働で推移しており、版権の効果もあって20代、30代の遊技客が多い傾向となっているようです。また、新内規に対応した「ラッキートリガー」搭載の「GⅠ優駿倶楽部2」が適合し、12月導入予定となっています。パチンコ機種においても明るいニュースがあることは良い兆しですが、この閉店ペースを見る限り、スマート遊技機を導入し集客できている大型店舗、大手系列店は比較的活性化がなされているようですが、郊外の中小規模店舗の閉店は静まる傾向が見えません。
パチンコ・パチスロともに長時間遊べる機種が少なくなっており、低貸でその遊技客のニーズ補っているところがあります。メーカーも機械の価格を下げることなく、自ずと償却期間の比較的短い機種を販売せざるを得ないようになってしまっており、ホールも追随することを強要されているような構図になってしまっているように思います。長時間遊べる遊技客のニーズに応えるべく、機械の価格を抑えた射幸性の低い機種が今後、販売されることは望めないのでしょうか?
昭和の「羽根モノ」、「電役」、「雀球」など復活してほしいですね。
コメント
[…] 営業店舗数も約7000店舗を下回りました。 参考サイト:パチンコホール閉店店舗数 […]