日工組が総会、令和5年度のパチンコ証紙発給枚数はコロナ禍を下回る約82万枚
日工組は5月29日、グランドアーク半蔵門で「第64回通常総会」を開催した。
榎本善紀理事長は挨拶の中で、厳しい状況が続くパチンコにおいて、ゲーム性の幅をさらに広げられるよう警察庁と折衝を重ねていることを報告。「早ければ1~2ヵ月の間で、何とかいい形で回答いただけるのではないか」と見通しを示した。
また、「メーカー団体である以上、パチンコ機が中心となることは間違いないが、業界を取り巻く環境の厳しさはいくらゲーム性が拡充できたとしても、機械だけで劇的に良くなることはない。そこで、メーカー団体とホール団体が一丸となって取り組んでいく中で、先般、専用景品という形でまず一つ、成果を出すことができた。今後も協力しあい、ホールにお客様を戻すことを念頭に、今期も各種施策を愚直に一つひとつやっていこうと思っている」と述べた。
行政からは、警察庁生活安全局保安課の山形慎之介課長補佐が松下和彦課長の挨拶を代読。今後も日工組の課題や意見に真摯に耳を傾け、業界全体の健全化に向けた取組みを支援していくとした。
事業報告では、令和5年度のパチンコ証紙発給枚数は約82万枚(遊技盤約35万枚含む)で、前期比約29万枚の減少、パチスロは約25万枚で同約2万枚の減少となった。パチンコの約82万枚という数字は、コロナ禍の影響でホール営業や遊技機販売に大きな支障をきたした令和2年度を下回る数字で、パチンコを取り巻く環境の厳しさが如実に表れた。令和6年度のパチンコ証紙発給枚数は約110万枚、パチスロは約30万枚を見込んでいる。
日工組が総会、令和5年度のパチンコ証紙発給枚数はコロナ禍を下回る約82万枚 – グリーンべると(パチンコ・パチスロ業界メディア) (web-greenbelt.jp)
どうも「BOSS」です。
スマスロに反してスマパチ導入当初での集客や稼働は上がるどころか、下降傾向でホールの足カセにしかならなかった状況を反映しています。ここ最近はスマパチよりもラッキートリガーでの盛り上がりが目立っています。
警察庁と折衝しているゲーム性の緩和に関しては、噂レベルで下記のような内容を打診しているようです。
未来遊技機委員会の報告事項として
ユーザーが遊技機から出される音をBluetoothや有線イヤホンを用いて聴くことができるための接続運用について仕様を検討、行政に相談して実現を図ったとして、事業計画においてもスマホとの連携やキャッシュレス等、遊技環境における新たな施策の検討を進めるとしている。
キャッシュレス対応は歓迎される内容ですがホール側の負担として機器設備費用やクレジット手数料などが課題となりそうです。新紙幣対応が目前に迫っているので設備メーカーがキャッシュレスを見越して機能を軽微な改造で済むようにできていれば良いですね。
比較的即時対応できそうなBluetoothや有線イヤホンが接続できれば現状の音量問題が解決できますね。
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