全国のパチンコ店舗数について「全日遊連」加盟店舗数、「情報島」業界データベース、「健全化機構」登録店舗、「風営白書」で比較してみました。
A:394店舗/「全日遊連」加盟店舗数と「情報島」との差異
①は非加盟店が含まれていない店舗数で非加盟店の含まれている「情報島」の店舗数との差異と店舗数のカウント方法の差異によるものと推察。
B:-354店舗/昨年12月時点での「情報島」と「風営白書」との差異
店舗数のカウント方法の差異によるものと推察。
C:631店舗/「健全化機構」の登録店舗数と「全日遊連」加盟店舗数との差異
集計タイムラグとAと同様の原因によるものと推察。
D:259店舗/「健全化機構」の登録店舗数と「情報島」との差異
集計タイムラグと店舗数のカウント方法の差異によるものと推察。
*組合員加盟店舗:「全日遊連」組合加盟店舗数で非加盟店が含まれていない。
店舗数の集計カウントは警察白書、健全化機構と同様に営業許可店舗として集計している
*情報島/業界データベース:P-WORLDやホールサイトと同様にツイン店舗や同じ商業施設内に立地している店舗が営業許可では複数店舗であっても1店舗として外部広報されている店舗数を集計したものと推察
*健全化機構:営業許可店舗であるが休業・廃業店舗などが含まれている。
*風営白書:営業許可店舗で前年末時点での集計
どうも「BOSS」です。
パチンコ店舗数のリアルタイムでの集計は今のところ「情報島」の集計が正確に捉えられるように思います。当サイトでも「ここぱち」を参考に集計データを作成し公開していましたが、「ここぱち」が一時閉鎖され現状では法人限定での有料サイトとなっています。
参考までに「P-WORLD」では登録店舗6,194 店舗、「みんパチ」では6529店舗となっています。
いずれにしても店舗の減少傾向は続いており、パチンコ業界のみならず経費、人件費などの上昇と業界特有のスマート遊技機導入コストや遊技台費用の回収率の低下(特にパチンコ)が大きな原因となっています。「ジェネピ」さん集計では10店舗以上の企業数は2023年末は148社(3,571店舗)となっており、2018年末の194社(4,529店舗)から44社(958店舗)減少しています。
最大手のダイナム、マルハンにおいても一時期のように店舗数は増加しておらず、どのパチンコ企業もスクラップ&ビルドによって効率化を目指しておりいたずらにM&Aなどで新規出店はしない傾向は続くと見られています。このままでは業界のジリ貧状態は続いていき、コアな遊技客層によるコアなパチンコ店(企業)のみで5000店舗程度で下げ止まりとなるのでしょうか。
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