パチンコ「モリナガ」が鹿児島市内全10店舗を事業譲渡 営業と雇用は継続 「(業界の)競争激化見据えた判断」
鹿児島市の城山観光が、子会社でパチンコ店を運営するモリナガ(同市)を、遊技業経営のデルパラ(東京)に事業譲渡したことが28日、分かった。24日付で全株式を譲渡した。屋号は当面残り、同市内にある全10店舗の営業は続ける。一部役員を除き、従業員約260人の雇用も継続する。
譲渡額は非公表。10店舗のうち3店舗の土地は、これまで通り城山観光が所有する。城山観光社長を兼ねるモリナガの矢野隆一社長(63)は24日付で退任、デルパラの山本昌範氏が新社長に就任した。
矢野社長は「経営に問題があったわけではない。今後の(パチンコ業界の)競争激化を見据え、企業体力の強化による従業員の雇用維持を最優先に考えた」と話した。以前から譲渡を検討していた。
モリナガは、城山観光の前身となる森永キャンディーストアーが、1954年にパチンコ店の森永会館としてスタートさせた。61年の城山観光設立以降は同社の遊技部が運営し、2008年に分社化していた。
東京商工リサーチによると、デルパラは07年創業。関東や鳥取県を中心にパチンコ店を展開し、同業の事業継承などで売り上げを拡大している。南日本新聞 | 鹿児島:パチンコ「モリナガ」が鹿児島市内全10店舗を事業譲渡 営業と雇用は継続 「(業界の)競争激化見据えた判断」(南日本新聞) – Yahoo!ニュース
どうも「BOSS」です。
デルパラグループのM&Aによる店舗展開が活発です。本年1月20日の官報でもキョーヨー商事㈲(本社・山口県山口市)の遊技事業の一部(店舗名:太陽)を承継することが公示されています。
本社は東京都ですが店舗は関東圏/山陰・中国地方/九州と広範囲になっています。
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