12月19日更新 グローリー製「新500円硬貨対応セレクター」(E-450/E-450G)受注状況。 ・入荷時期未定 ・E-450は12月27日まででメーカー注文終了収束➡数量限定で注文受付中 ・券売機用コインメック・アクセプタは 受注注文受付中
どうも「BOSS」です。
財務省からの「新500円硬貨」発行に関連するニュースが報じられて以来、関連する機器の
企業、業界への影響は非常に大きく、コロナ禍における日本の経済にも多大なプラス効果と
なっています。
しかし反面、関連機器を使用している側の店舗においては新型コロナウイルスの対策に追わ
れる中で「新500円硬貨」の流通による機器の改修や買い替えの必要があり、さらに上乗せ
された負担となってきます。
弊社サイトにおいても両替機用の「新五百円硬貨対応セレクター受注開始」の記事を掲載
しましたところ、有難いことにお問い合わせやアクセスが多くあり、予想以上に反響が
大きく驚いています。
その際の案件でグローリー製高額紙幣両替機(E-450G-001)セレクターご注文のお客様から
「食券販売機のセレクター(以下:アクセプタ)が新五百円硬貨対応できるかを調べてほしい」
とのご要望があり、お調べたところ残念ながら改鋳への対応は不可というケースがありました。
その原因の多くは、以下のアクセプタ製造企業が撤退または他製造企業に統合されたことに
あります。
〇クボタ → 撤退(自販機は富士電機に統合)
〇Panasonic → 撤退
〇三洋電機 → 富士電機と統合
〇サンデン → 撤退
上記メーカーはアクセプタ製造の撤退・統合と同時に各種自動販売機製造の事業自体も撤退・
統合をされてます。これにより食券販売機メーカーの中で自販機の製造をしているのは、
富士電機・グローリー(タバコ)・芝浦自販機のみとなります。
食券販売機メーカーは多くありますが、上記の製造企業の撤退・統合の結果、アクセプタ製造
メーカーは次の2社のみとなっています。
自動券売機の中でも特に食券販売機はラーメン屋さんや外食チェーン店等で導入されていること
が多く、誰もが利用されたことがあると思います。
これまでも「人員の省力化」、「オーダーミスの防止」、「会計ミスの防止」、「正確な売上
管理」、「衛生管理の向上」等、業務の効率化というメリットにより広く設置されてきましたが、
コロナ禍においては、さらに「接触機会の減少による感染対策」としてより活用されるように
なりました。
最近ではタッチパネルを備えた券売機が増えており、メニュー画像が一覧で表示でき、拡張機能
としてトッピング等の選択画面が表示できるタイプもあり、お客様が一目で内容を確認しながら
食券を購入できるメリットがあります。
さらに店のメリットとしては商品の入れ替えや価格の変更も簡単に設定できたり、外国語表示に
切り替え可能な機種もあり、多様な機能による業務の効率化と時間の短縮化を実現させています。
またボタン式、タッチパネル式に限らず集計機能がついている製品も多く、商品によって日計や
グループ別集計、累計出入金集計など異なる機能を備えており、単に券売する機能だけでなく
システム機器としての利便性が飛躍的に向上しています。
機能性が大幅にアップした食券販売機は、中古市場やオークションで売買取引が多く行われる
ようになりましたが、販売会社が倒産しているケースや前述のアクセプタメーカーの淘汰により
メーカーメンテナンスの対応を受けられない場合があり、コロナ禍による正負両面の影響を受け
ています。
食券券売機のメーカーや販売会社が事業を存続していないことでメンテナスを受けられない状況
にありアクセプタの改鋳対応でお困りの場合は、弊社にお問い合わせいただければ対応の可否を
お調べしてお答えいたします。
また、改鋳対応の可否に関わらず各トラブル内容に応じてお客様におすすめのプランをご案内す
ることも可能です。
全国どこでも強力なサポート体制を備えておりますので安心してご相談ください。
ご相談やご質問の内容を以下の「お問い合わせフォーム」にご記入のうえ、送信いただくよう
お願いいたします。
コメント
[…] 〇機器改造してまでセレクター・アクセプタ交換する価値無し「食券売機における新五百円硬貨対応セレクターについて」にて解説しましたがアクセプタ製造メーカーが2社しかありません。基本古い食券売機はほぼ不可です。改造できる業者様も存在しますが高額になるとのことです。尚、パチンコサンドに取り付けられてる有電式セレクターですが全てPanasonic製のため書換・交換不可です。 […]