パチンコホール閉店店舗数(2023年6月7日現在)

統計・コラム

2023年5月のパチンコホールの閉店店舗数の進捗状況です。

非組合員を含めた実態に近い数字として、いつも参考にしている「ここパチ!」の集計では廃業・休業合わせての閉店店舗数が5月末までで278件(2022年同月の累計閉店数:437件)で営業店舗数はとうとう7000件を切ってしまい6996件となりました。

月間での閉店は平均55.6件で4月の閉店は25件と鈍化傾向になりましたが、やはりゴールデンウイーク明けに閉店するところが多く5月だけで62件と増えてしまいました。
パチンコ店の営業件数が7000件を切ったという統計は、あくまでも「P-World」に登録されているホール形態と同様に隣接する店舗や同じ施設で営業している店舗で風俗営業許可上、複数店舗となっているところを1店舗として計算している店舗を集計した結果となりますのでご承知おきください。
「遊技産業健全化推進機構」での登録店舗数は7445件となっていますが、これは前述の登録店舗の計上に加えて休業店舗や閉店店舗で廃業していない店舗や廃業していてもM&Aなどの手続き上、計上されていない店舗や重複登録店舗が含まれているケースがあるので実質と乖離しているところがあります。

※6月の閉店7店舗を含む

どうも「BOSS」です。
予想されていましたが、ホール件数が7000件を切ってしまう状況が現実となってしまいました。2023年の遊技参加人口は約809万人となり、前年比で約28万人の減少という現実からすると今後も店舗数の減少傾向は続いていくと予想されます。
スマスロの稼働状況はまずまず良好といえますが、スマパチの稼働状況も悪く、内規変更での結果が出るのは導入後の来年以降となります。
パチスロも同様にパチンコにおいてもスマート遊技機に限らず人気機種は稼働も安定しています。遊技機メーカーも参加人口を踏まえて現状の遊技客に求められるところを基準とした遊技機開発をしていけば、現状維持は間違いないところとなるかもしれませんが、休眠層や新規参加を基準とすると方向性の違う遊技機開発があるのかもしれません。あくまでも私見ですが、過去の歴史を繰り返すように射幸性を上げる一辺倒にならないことを望みます。

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