「スマートパチンコ」、「スマートパチスロ」続報ー④

統計・コラム

どうも「BOSS」です。

「スマートパチンコ」、「スマートパチスロ」に関連する続報-④をお伝えします。

(関連タイトル)
※2021 / 9:「管理遊技機(スマートパチンコ)」と「メダルレス遊技機」-①
※2021/11:「管理遊技機・メダルレス遊技機」はこうなる⁉…かもしれない (スマパチ・スマスロ続報)-②
※2021/12:「スマートパチンコ」、「スマートパチスロ」続報-③~【速報】パチスロ2400枚規制緩和!~

スペック(性能)の変更について

前回の報告でもスマパチ、スマスロともに1日当りの出玉にリミット機能を搭載することはほぼ確定的な状況となっていることをお伝えしましたが、スマパチのリミット機能は1日の差玉からMY(最大差玉)95000玉なり射幸性が抑えられる方向に修正されるようです。どれだけハマっていても投資金額に関係なく一撃で10万発出た時点で強制終了となります。
また、スマパチの大当り確率(現行1/320以内)を(1/350)とする方向で検討されていましたが、さらに修正され(1/360)となる模様です。

スマスロでは前回既報のとおり、2400枚規制が緩和されることが決定されていますが有利区間の撤廃と合わせてスマスロからの搭載とする模様です。現行機種は従来通りの規制とすることでスマスロに優位性を持たせて導入促進を図るための措置のようです。これによってスマスロがリリースされるまでの現行タイプのパチスロの新機種については規制緩和がないままとなってしまい、その間の稼働低下や新台の買い控えが起きる可能性もあります。

少し前の時点での内容となりますがパチンコ・パチスロ向上委員会のYouTubeチャンネルで、昨年10月余暇進の秋季セミナーの際に日工組の榎本理事長と日電協の兼次理事長が2022年に発売が予定されているスマートパチンコ・スマートパチスロについて会見しています。

この中で榎本理事長は、スマートパチンコの性能・ゲーム性によるホール側への寄与で、スマパチ専用カードユニットの設備コスト面を補えることや2024年の新紙幣発行時の改刷対応(ソフト変更)への準備もでき、設備コストも兼ねられる最適なタイミングであることを強調しています。

兼次理事長はより具体的にスマートパチスロのメリットについて次のように説明しています。

スマスロの機能
・400万台の出玉情報を一元的に管理できる。過度の射幸性を監視してのめり込みを防止
・メダルを触らずに遊技できコロナ感染症対策になる
・ゴト防止(セレクター、クレマン、ホッパー、玉の持ち込みなど)
・メダルの洗浄、移動、補給の設備節減によると省力化とコスト削減
・メダルによる騒音減

スマスロのゲーム性
・有利区間完全撤廃
・有利区間ランプ撤廃
・もう1つ2つゲーム性向上がある可能性を示唆
・メダル投入が不要で稼働が上がる

リリース時期

リリース時期はスマパチが「2022年8月」予定から進展なく、スマスロは「2022年6月」の予定から7月に修正されました。自主規制の緩和内容を搭載してからの保通協申請、通過までのスケジュールや解消されない世界的な半導体不足、新型コロナウイルスのオミクロン株の爆発的な広がりなどもあり、今後リリース時期はさらに遅れる可能性があります。

年末年始の旧規則機の撤去に加え、このタイミングでの新型コロナ・オミクロン株による感染拡大はホールの来店客数や稼働への影響、業績悪化による資金力の低下などが大いに危惧されるところです。

以上が「スマートパチンコ」、「スマートパチスロ」の現状での進捗状況となります。
前回の報告と同様、公表されている事実や証言に基づいての内容ですが、取り巻く環境が混沌としていますので全ての要素において変更や修正が行われる可能性が大いに考えられます。
また、進捗状況などの動向についてはこのサイト内で都度更新していく予定です。関連する情報やネタがございましたらご提供をお願いいたします。

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