どうも「BOSS」です。
スマート遊技機の導入状況、稼働状況、中古機相場価格など客観的なデータを業界サイトからピックアップしてみました。今後のスマパチにおいての内規変更機種が来年以降に登場するようですが、1/200の確率帯で限定的となるとパチンコ全体へのテコ入れとなるまで状況は好転するのでしょうか。
【中古機相場】
スマスロにおいての稼働は「北斗の拳」が抜きに出ていてましたが、8月に「ラオウパネル」が1万台販売されたこともあってか稼働も落ち着き、一時200万円超となっていたのがここ2カ月で一気に100万円まで下がっています。またスマスロの中でも「戦国BASARA」が稼働貢献3週で終了し中古機相場も3万円を切ってしまっています。
スマパチに至っては、スマスロ相場より1桁少ない状況で導入から10週目の「e花の慶次」が約10万円となってしまっており、もはや償却も不可能なレベルであることは明らかです。「低貸し」に移動するにしてもスマパチ専用のカードユニットが必要となるため、さらなる設備投資が嵩んでしまい負のスパイラルとなってしまいます。
情報島でのコラム『【パチンコ経営企業分析】「P Re:ゼロから始める異世界生活 鬼がかりver.」「スマスロ北斗の拳」など高額機種が軒並み値下がり、直近3カ月における中古取引額上位機種の状況』においてはパチンコ・パチスロ全体の資産価値を分析しています。やはりここでも稼働状況を反映した結果であることはいうまでもありません。
【稼働状況】
6月時点でのスマート遊技機の導入実績はダイコク電機の第1四半期決算資料のデータによればスマスロが17.1%、スマパチが1.6%となっています。(情報島の最新のデータではスマスロが20%、スマパチが2%)
稼働においては前年比でパチスロはスマパチ「北斗の拳」の好調により135.3%となっていますが、パチンコはP機の「エヴァ」「リゼロ」以来、これというヒット機種がなくスマパチにおいては償却さえも不可能な状況を反映しており87.4%となってしまっています。
9月5日現在のスマパチの稼働状況は唯一の「e花の慶次」が20位で1万個程度のランキングとなってしまっています。新台としてはP機のほうが上位を占めており、やはり「エヴァ」(90週/中古機相場58万円)、「リゼロ」(87週/中古機相場139万円)の長期稼働の貢献度は高くなっています。
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