2023年10月のパチンコホールの閉店店舗数の進捗状況です。
月間閉店店舗数推移
「ここパチ!」の集計では廃業・休業合わせての閉店店舗数が10月末までで485件(2022年同月の累計閉店数:723件)で営業店舗数は6790件となりました。
10月の閉店店舗数は36件で年間累計での月平均閉店数が45.1件と先月までの49.9件より微減となりましたが、11月の「ガイアショック」の影響で年末年始に向けては要警戒です。
都道府県別閉店店舗数
都道府県別で見ると、都心部で東京都(48件)、神奈川県(27件)、愛知県(33件)、大阪府(32件)、兵庫県(29件)となっています。昨年同月比では全体で62.2%ですが、東海地区3県の岐阜県(100%)、静岡県(79.2%)7,愛知県(71.7%)が平均を上回っています。また甲信越地区の新潟県が先月(109.1%)から2件増の(127.3%)となっています。
地区別増減率
地区別での前月比の増減率では、甲信越(25.0%)で地区での前年比が78.1%と複数県地区では最高比率となっています。
※都道府県別では11月閉店店舗11件が加算されています。
「BOSS」の独り言
どうも「BOSS」です。
10月末時点の閉店店舗数が485件で月平均48.5件ペースと先月より微減状況となりました。例年、年末までは閉店店舗も減少するのですが、年始になると閉店店舗が急増する傾向にあります。
※(2022年12月閉店店舗25件→2023年1月閉店店舗78件)
※(2021年12月閉店店舗43件→2023年1月閉店店舗172件)
11月の「ガイアショック」の衝撃波でパチンコ業界への金融機関の引き締めが危惧されます。来年には新紙幣への改刷対応として最低限ビルバリの改造・ソフト更新が必要で、ユニットの型式によっては本体ごとの入れ替えが必要です。資金面での不安要素が重なり、体力の無いホールでの閉店店舗が年内にも増える可能性が心配されます。
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