愛知県名古屋市に本社を置くホール企業・フシミコーポレーション㈱(深谷友尋代表取締役)は6月30日事業を停止し、破産手続開始申立の準備に入ったと報じられています。負債総額は関連会社2社(フロンヴィルテクノ㈱、フロンヴィルホームデザイン㈱)と合わせて約15億円とのことです。
同社は愛知県内で《ファンダーズ》などの屋号でホールを運営し、ピーク時の売上高は110億円を超えるまでになっていましたが、同業他社との競争激化や遊技機の規制強化から集客が伸び悩み、業績が悪化し、不採算店舗の閉鎖な経営改善を行ってきましたが、コロナ禍が追い打ちとなり、令和3年12月期の売上高は4億5,000万円にまで落ち込んでいました。
なお同社の深谷友尋代表取締役は、日遊協の第5代会長(2001年8月~2013年6月)を務めました。
今年になって、パチンコホールの閉店店舗数が500件となりました。依然としてホール経営企業にとっては厳しい状況が続きそうです。
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