遊技機メーカー関連企業/5社の24年3月期決算状況

トピックス
セガサミーHD
遊技機事業やコンシューマ分野における国内・アジア地域での販売が好調に推移したことで増収増益となったが、コンシューマ分野の欧州スタジオを中心とする経営環境の悪化に伴い特別損失を計上したことで純利益は減益となった。
「フェニックス・シーガイア・リゾート」では、同グループとなって以来、過去最高の売上高を更新したが、アメリカの投資ファンドFortress Investment Group LLCに全株式譲渡することを発表。

■パチスロ:7機種/180,090台(前期94,966台)*スマスロ北斗の拳/79,231台など
■パチンコ:4機種/88,236台(前期103,556台)*P北斗の拳 暴凶星/17,500台など
SANKYO
SANKYOの24年3月期決算は前期比増収増益を達成し、純利益は2期連続で過去最高益を更新。

●パチンコ:10機種/297,648台(10.8%増)販売台数シェアは30%超
●パチスロ:5機種/70,379台(36.4%増)

●補給機器関連事業:ホールにおいてスマート遊技機の導入に伴う設備投資が活発に行われたことから、
  売上高194億円(前期比62.6%増)、営業利益15億円(同113.2%増)
円谷フィールズHD
パチンコ・パチスロ販売が好調に推移。
●親会社株主に帰属する当期純利益の差異の主因
 ① 2024 年3月期第2四半期より持分法適用関連会社となったダイコク電機(株)
  に関する持分法による投資利益が計上されたこと
 ② 2024 年3月に(株)ソフィアの買収、子会社化による負ののれん発生益等
  によるもの

●パチンコ:7機種/18.7万台(前期比23.6%増)
●パチスロ:6機種/7.2万台(同6.7%増)
●パチンコ・パチスロ合計/26.0万台(同18.4%増) を販売
●市場シェア14.7% (前期は12.9%)
平和
遊技機事業はパチスロ機の販売台数は増加したものの、パチンコ機の販売台数が減少したことに加えて、販管費の増加により減収減益

●パチンコ:6機種/28,799台(前期比-5.1万台)
●パチスロ:5機種/65,434台(+1.8万台)

ゴルフ事業は堅調なゴルフプレー需要に応じた価格設定及び各種課金施策により顧客単価が上昇したこと等により、増収増益
藤商事
パチンコ遊技機は、販売台数が計画より下振れたが、パチスロ遊技機が計画を上回る販売実績を達成
 販売価格の上昇および原価管理を徹底した効果により利益率が向上

●パチンコ:8機種/61,038台(前期比8.9%減)
●パチスロ:3機種/29,235台(前期比28.1%増)

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